何歳から資産形成を始めても遅くない、でも早いほど有利になる理由

いつからでも投資を始めるのは遅くない!

「資産形成、始めるの遅すぎるかな」

そう感じたことがある方は多いと思います。私自身、本格的に始めたのは30歳を過ぎてからでした。今日は、「何歳から始めると、50歳時点でどれくらいの差になるのか」を、実際に計算してみようと思います。

この試算の前提

先に、計算の前提をはっきりさせておきます。

  • 想定利回り:年率5%(複利)で計算しています。これは過去の株式市場の実績などを参考にした、あくまで試算用の数字です。将来の運用成果を保証するものではありません
  • 積立額:年齢とともに給料が上がっていくことを想定した、以下のモデルケースで統一しています
年代月々の積立額(モデルケース)
20〜24歳5万円
25〜29歳7万円
30〜34歳10万円
35〜39歳12万円
40〜44歳15万円
45〜49歳20万円

もちろん、これは一例です。実際の金額は人それぞれ違うと思いますが、「年代が上がるにつれて積立額も増やしていく」という考え方自体は、多くの方に当てはまるかなと思っています。

開始年齢別:50歳時点の資産比較

上のモデルケースで、それぞれの年齢から始めた場合、50歳時点でどうなるかをまとめました。

開始年齢50歳までの期間元本(積み立てた金額の合計)50歳時点の資産運用による増加分
20歳30年4,140万円約7,798万円+約3,658万円
25歳25年3,840万円約6,649万円+約2,809万円
30歳20年3,420万円約5,390万円+約1,970万円
35歳15年2,820万円約3,980万円+約1,160万円
40歳10年2,100万円約2,655万円+約555万円
45歳5年1,200万円約1,356万円+約156万円

この表から分かること

一番伝えたいのは、同じ金額を積み立てても、始めた年齢によって「運用による増加分」の割合が全然違うということです。

20歳から始めた場合、元本4,140万円に対して運用の増加分は3,658万円と、ほぼ元本と同じくらいの金額が「運用によって増えた分」になっています。一方、45歳から始めた場合、増加分は元本の1割強にとどまります。

これは、どちらが偉い・偉くないという話ではありません。単純に、お金が育つには時間が必要で、その時間を長く持てる人ほど、同じ金額を積み立てても最終的な結果が大きくなる、というだけの話です。裏を返せば、「今日始めるのが、これからの人生で一番早いタイミング」ということでもあります。

自分の年代のシミュレーションを詳しく見る

年代ごとに、もう少し詳しい年次の推移をまとめています。自分に近い年代の記事を読んでみてください。

私自身は、正直もっと出遅れていました

このモデルケースはあくまで理想的な例で、私自身はこの通りにはいきませんでした。30歳を過ぎた時点で総資産20万円というところからのスタートです。詳しくは手取り20万円台からでも資産はつくれる、という話に書いています。

大事なのは、理想のモデルケースと同じペースで進めることではなく、「自分が今いる場所から、できるだけ早く一歩を踏み出すこと」だと思っています。

まとめ

  • 何歳から始めても、資産形成に「遅すぎる」ということはない
  • ただし、始める年齢が早いほど、運用による増加分の割合は大きくなる
  • 一番大事なのは、今日という日が、これからの人生で一番早いタイミングだということ

このシミュレーションは、年率5%という一定の前提を置いた試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。実際の相場は上下しますし、税金や手数料も考慮していません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。