新NISAの始め方|何から手をつければいいか、ゼロから整理してみた
NISAは商品ではなく口座の名前です
「NISAが良いって聞くけど、結局何から始めればいいの?」
投資を始めようとすると、まずこの疑問にぶつかると思います。私自身、2022年にNISAを使って積立を始めました。今日は、当時の自分に説明するつもりで、新NISAの基本を整理してみます。
NISAって、そもそも何?
NISAは、投資で得た利益(値上がり益や配当)にかかる税金が、かからなくなる制度です。
通常、投資で利益が出ると、その利益の約20%が税金として引かれます。NISAという枠の中で投資をすれば、この税金がかからず、利益をまるごと受け取れます。「税金の優遇がある専用の口座」というイメージで大丈夫です。
2024年から始まった今の制度は「新NISA」と呼ばれていて、以前の制度よりも使える金額が大きく広がり、非課税で持ち続けられる期間も無期限になっています。
2つの枠がある、というのが最初のつまずきポイント
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠があります。ここで混乱する方が多いので、シンプルに整理します。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 年間の上限額 | 120万円 | 240万円 |
| 買えるもの | 国が定めた基準を満たす投資信託 | 個別株・投資信託など幅広く |
| 向いている使い方 | 毎月コツコツ積立 | まとまった額の投資や個別株 |
2つの枠は同時に使えるので、あわせて年間最大360万円まで投資できます。もちろん、無理に上限まで使う必要はなく、自分の家計に合わせた金額で問題ありません。
生涯で非課税になる金額には上限があり、合計1,800万円までです(このうち成長投資枠で使えるのは1,200万円まで)。この上限に達するまでは、何年かけてゆっくり埋めていっても大丈夫です。
実際に始める手順
流れとしては、こんな感じです。
① 証券会社を選んで口座開設 NISA口座は1人1金融機関でしか作れません。ネット証券であれば手数料が安いところが多く、スマホから申し込みが完結します。
② NISA口座の開設を申し込む 証券口座を開くときに、あわせて「NISA口座」も申し込みます。マイナンバーの提出が必要です。審査には数日〜数週間かかることがあります。
③ 積み立てる商品と金額を設定する つみたて投資枠を使う場合、毎月いくら・どの商品を買うかを設定すれば、あとは自動で積み立てられます。一度設定すれば、その後は特に何もしなくても続けられます。
④ あとは淡々と続ける 値動きが気になる日もあると思いますが、基本的には設定したまま、淡々と積み立てを続けるのがポイントです。
何を買えばいいか迷ったら
つみたて投資枠で選べる商品は、どれも国の基準を満たしたものなので、極端に外れた選択になることは少ないと思います。世界中に分散する商品(オルカンなど)や、アメリカ中心の商品(S&P500など)が、代表的な選択肢としてよく挙げられます。それぞれの特徴については、別の記事で詳しく整理しています。
どれか1つに正解があるわけではなく、自分がどんなバランスで持ちたいかで選ぶものだと思っています。迷ったら、まずは少額から始めて、慣れてから調整していくくらいの気持ちで十分です。
私自身の始め方
私の場合、2021年10月に今の会社に就職して生活が落ち着いたタイミングで、2022年1月からNISAでの積立を始めました。当時は特別な知識もなく、「長期でインデックスに積み立てるのが良いらしい」という、ごく一般的な情報から始めています。
そこから今まで、特に大きな売買はせず、決まったタイミングで積み立てを続けているだけです。始める前は難しそうに見えていましたが、一度設定してしまえば、やること自体はとてもシンプルでした。
まとめ
- NISAは投資の利益にかかる税金が非課税になる制度
- 「つみたて投資枠」(年120万円)と「成長投資枠」(年240万円)の2つがあり、併用できる
- 生涯の非課税枠は合計1,800万円
- 口座を開いて設定すれば、あとは淡々と続けるだけ
この記事は制度の一般的な説明であり、特定の金融機関や商品を推奨するものではありません。制度の詳細は変更される場合があるため、最新の情報は金融庁や各証券会社の公式サイトでご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。


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